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イチゴの親心

イチゴを洗っていたら、娘が「でんわだよぉ~」と携帯電話を持ってきてくれた。
ケータイを耳と肩にはさみながら、洗ったイチゴのヘタを取ってボウルに。
「こうして話している間にも電磁波が脳細胞を・・・」と思いながら、
右のボウル(私の)、左のボウル(娘の)、とイチゴを盛り分けていく。

出来上がったボウルの中身は>
娘のボウルには、赤くて甘そうなやつ。
私のボウルには、半分白いのやちょっと傷みかけてるやつ。

・・・母になったんだなあ・・・と思う瞬間である。

無意識の中でも、とにかく娘が最優先される。
これが子孫繁栄の本能、母性本能というものなのかあ、
と自分のDNAの一部を垣間見るのであった。

ああ、しかし、一方ではそれだけではない人間もいる。

<置き去り男児餓死>21歳母親に懲役15年 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071217-00000032-mai-soci


判決によると、山崎被告は06年10月30日ごろ、当時住んでいた市営住宅に長男(5)=当時3歳=と三男青空(そら)ちゃん(当時1歳)を置いたまま家を出て戻らず、12月4日ごろまでに青空ちゃんを餓死させ、遺体を段ボール箱に入れて同市内の知人の物置に捨てた。長男は生ゴメなどを食べて飢えをしのぎ無事だった。(毎日新聞記事)

10月30日から12月4日までといえば丸1ヶ月間!!長男3歳は弟の赤ちゃんの遺体と過ごしたことになる。ひとりで生米食べて、ひとりで水道の水を飲んで、ひとりでトイレに行って、ひとりで眠って、起きて、1ヶ月間もひとりで過ごしたのだ。おなかが痛い時もあったかもしれない。大人なら狂ってしまいそうだ。考えても考えても解らない。何かが狂っているとしか思えない。ところで青空ちゃんは三男、次男はどうしたんだろう?

私は死刑廃止に賛同するものである。ひとつには、こんな女にさっさと死なれるのは、腹が立つ。こんな悪いことをした人間は、やはり罪を償うべきであると感じる。さっさと死んで、ケロリと生まれ変わられるより、一生重い罪を背負って生きて欲しい。願わくば。


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