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アンブレラ・ファンデーションに古着を寄付しました [スワヤンブの日々]

ずっと前にガワン・ワンドゥの治療費として寄付していただいた分の残金、
約10万円を寄付したアンブレラ・ファンデーション
(ウエッブ・サイト、パワーアップしました^-^)に、
古着などダンボール8箱分を寄付しました。(前記事はこちら
余談ですが、お金を寄付をした何日か後にチベット動乱(去年3月)が起きて、
全く報告を怠っておりました(汗

今回は、最近ネパールから日本に帰国した方々などから、
「必要な人にあげて」と委託された古着(かなりきれい)、
男性用、女性用、子供用、プラスうちの子供のお古、
服のほかにもおもちゃや雨具、靴、帽子、かばん、小物など、
段ボール箱に8個分になりました。
日本のリサイクルショップやフリマで買えば、
時価5~6万円相当といったところでしょうか。

ジャワラケルの幼稚園の子供達は、みんな親もいて服も買って貰えるし、
老人ホームの人々も服は特に必要ない、、、とするとやはり、
必要としている所に持っていこう、と思いまして、
私が前からサポートしているこの孤児院に持っていくことにしました。

*海外から送ってくれる古着は、税関で税金をかけられたり、
賄賂を要求されたりという事があるので、
受け取る側としては、非常に心が暗くなるひと時。
こういう風にネパール内で手に入れられるのは助かります。
以前ドイツの学校が寄付してくれた新品の体操着300着分に
4万ルピー(当時6万円ぐらい)もの税金を要求され、
孤児達のものだと証明するのに何度も足を運んだり、
忍耐強く交渉したりと、たいへんな労力を強いられた事もあったようです。
もちろんなんだかんだといちゃもんをつける税関員は、
ワイロが欲しくて(というか当たり前のことだと思っている)ごねているだけで、
ワイロを払うか、大使館などが正式に苦情を言ってくれたりすれば、
すぐに解決するわけなのですが・・・

あれから(っていつから?)時は経ち、いつのまにか孤児院として
使用している8軒のお家に加え、年々増えるボランティアための
ボランティア・ハウスも登場。
郊外に建設中のチルドレンズ・ビレッジの建設
(学校、職業訓練校、住宅など)も着々と進んでいるようです。

この9軒の家はすべて私の家から歩いて5分以内にあるのですが、
夕方になると子供達の声が風に運ばれてきて楽しい気分になったり、
散歩の途中で庭で遊ばせてもらったり、うちの子と遊んでもらったり、
何かとお世話になっています。
郊外に全員(現在総勢450人ほど)が越してしまったら、さみしくなるなあ・・・・

でも、この他にも、前にお伝えしたチベットのお寺が運営している
近所にできたギャルタン孤児院(現在48人の子供達)には、
チベット医学のクリニックとアンティーク・ショップ
(めちゃきれい>さすがお寺さん)がオープン。
お寺と田んぼしかなかったKimdolもずい分にぎやかになりました。

こうして、サポートが必要な子供達に大人たちの助けの手が届くのは
本当に喜ばしい事。
あとは、孤児を生み出さない環境が整う事、
子供達を救い出さなければいけないような劣悪な孤児院が
一刻も早く無くなってくれる事、
ネパール政府が心を入れ替えて、 国民を自分達の手で救えるようになる事
を願うばかりです。
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