ダライラマ法王、米議会「名誉黄金章」授賞式

ふう。

久しぶりに涙して、胸が熱くなってしまいました。

こんな真夜中に何をしているんだって？

そりゃあなた、今日はダライラマ法王の

米議会「名誉黄金章」授賞式ですから、

テレビの前にかじりつきでした（笑）＝＾＾＝

 

ＣＮＮ、やってくれました。

セレモニーＬＩＶＥでダライラマ猊下のスピーチを

フルで！フルで生放送してくれました。

 （アメリカ人、今まで見くびっていてごめん。

ちょっと根性見せてくれてます。今回のことで、株上昇中）

 

ＢＢＣワールドは、セレモニーの前半までは、

（いろいろな人のスピーチやらブッシュのスピーチまで）

ロビー・バーネット氏（コロンビア大のチベタンスタディ・ディレクター＞

ユマ・サーマンのお父さん（だよね？）＞ちなみにユマはチベタンの名前）

の解説つき流してたんだけど、

肝心の猊下のスピーチは、生中継してくれなかった。

しかも、「中国の反応」「中国とアメリカの関係」に固執しすぎで、

なんかなー、ってカンジ。

でもロビーが、この前の落書き中学生拘束事件のことや

四川省で逮捕されたお坊さんのことやらを

さりげなくインタビューに取り入れていて、ナイス・ジョブ！

 

Ｖ・Ａ（ヴォイス・オブ・アメリカ）では、

セレモニー全過程チベット語の同時通訳。さすが。

うちの裏のお寺からは、ボリューム全開でこの放送が聞こえていた。

カトマンズ中のチベット人が観ていたことだろう。

 

ＮＨＫ・・・？中国側の反応を見てから、

政府と相談して原稿書くんでしょ？どうせ。

 

とにかくっ！

 

どんな賞にせよ、

「地球の平和を代表する人」として、

ダライラマ法王が選ばれたのは、喜ばしいことこの上ない。

 

この長くて辛いチベット問題に、

ずううっと（もう50年近くになろうとしている）

非暴力を訴えながら取り組んでいる猊下には、

感無量、言葉が出ない。

ただ、ただ、胸が熱くなってしまう。

 

しかし、ユーモアを交えながらも中国に対して、

国際社会に対して、言うべき事は言う猊下の凛とした態度は、

チベット人全員の心に響いていることだろう。

 

こんな素晴らしいリーダーがいて、

ちょっと羨ましいぞ、チベット人たちよ！

国がせっかくあっても、

とんでもリーダーやなんちゃってリーダーばっかりの国が

ほとんどだもんね！もちろん、日本も含めて。

 

国を追われてもいいから、

来世はチベット猫に生まれ変わろうと

心に決めるばなな猫であった。

 チベット人は猫可愛がってくれるし。