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チベット青海省ジェクンドでマグニチュード7.1の地震 [チベット]

7.1 Magnitude Earthquake in Tibet - April 14, 2010


Please help!Donate: http://www.TibetanVillageProject.org

青海省玉樹蔵族自治州(Yushu/チベタン名Jyekundo)
Google Mapはこちら>
http://maps.google.co.jp/maps?utm_campaign=ja&utm_medium=ha&utm_source=ja-ha-apla-jp-google-gm

ジェクンドは人口2.3万人の小都市で、近年の区画整理のため多くの遊牧民が放牧地と家畜を失い貧しい暮らしを余儀なくされている新興地域です。街の建物は四川地震の時と同様に手抜き工事が多く、報道によると市街地の70%~80%程の建物が全壊したようです。朝学校が始まった時間だった事もあり、多くの子供たちが未だ倒壊した学校の下敷きになっている模様です。
 現在の発表では、死者は500人、負傷者は1万人を超えており、行方不明者の数は不明。現地からの情報では、死者は3000人を超えるのでは、と言われています。

 昨夜ジェクンドに知り合いがいる友人からの情報によると(携帯電話は繋がっているよう)、街中は瓦礫の山でとてもいられる状態ではなく、また、15キロ程上流にあるダムが決壊するのではないかという恐れから、被災者たちは山の方に野営する場所を探しているそうです。

今判っている状態>

*タング寺(禅古寺)僧侶200人のうち20名が亡くなり、5名不明、50名負傷、建物は全壊。

*玉樹民族師範学校では4階建ての校舎が倒壊し、少なくとも30人余りの学生が生き埋めになった。

*セルタのラルンガル寺(荣五明佛学院)が救援隊を結成。今日1000人の僧侶が被災地に向かう予定。


 政府の救援部隊は、警備面や国際社会の目を気にして、今のところ人命救助、人道的支援では敏速に対応しているようですが、少数民族であるチベット族に対して、今後の救援体制などで繊細な対応が望めないことは察することが出来ます。

「特に救援活動とその成果を取り上げた報道が好ましい。震災救援が順調に行っているというニュースは、よい世論形成につながる」と青海省宣伝部の吉狄马加部長は話した。

 現在ネット上で寄付を募っている団体は以下の通りです。クレジット・カードで支払えます。私もとりあえずお金を送りました。このNGO、Tibetan Village Projectは長年チベット本土で多面にわたって活動を続けているアメリカの団体です。主に地元経済の活性化や学校教育に力を入れています。私個人も信頼している人たちが働いています。

 すでにメンバーのひとりであるChris Jones(コロンビア大学)が成都からジェクンドに向かっています。現地の他のNGOと協力して、緊急に必要な物資(薬品、食料、防寒、生活物資)をコーディネートすべく調査を開始します。またジェクンド周辺の僻地(総人口約8万人)の被害状況なども緊急に知る必要性を訴えています。サイトが英語だけなので、躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ協力してあげてください!お願いします。

Tibetan Village Project
http://www.TibetanVillageProject.org

クレジットカードで寄付できるページ>
https://npo.networkforgood.org/Donate/Donate.aspx?npoSubscriptionId=1002326

どうしても英語だと難しい方で個人的に私を知ってる方は、私経由で寄付も受け付けます(私がカードで振り込みます)。

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