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いらないもの

ども。
引越しも無事終わり、故郷のスワヤンブに舞い戻り(前に住んでいたことがある)、
引き続き、暢気な暮らしを続けているばなな猫です。
新居は丘の上にあるため、カトマンズ下界に比べると
多少なりとも空気がきれいで、
森が近いせいか、体感温度も3~4度低い気がいたします。
朝はすっかり高原のようにさわやかで、鳥の声だけしか聞こえません。
スクールバスの排気ガスとクラクションの音
と共に迎えるプルチョウクの朝、から開放された喜びもひとしおです。(涙
 
山積みの段ボール箱の物たちも、落ち着くところに落ち着き、
新生活の始まりです。
何もかもがきれいで気持ち良い。にゃあ。
「今まで意味も無く捨てられないものたち」が入っていた
「開かずの箱」も、がんがんと整理されました。
ああ、これだから引越しって好きです。
 
開かずの箱の中身は、みなさんのお宅にもありそうなこんなカンジ。
なぜこんなにある?電気コード、ケーブル、壊れたアダプターやらタコ足、
いつか直そう、と思っている古い電気器具、
使った事のない掃除機のノズル、壊れた工具、壊れたプリンターのヘッド、
正体不明のパーツ、水道管やらホースのきれはし、穴のあいたバケツ、
ひびの入った洗面器、取っ手のとれたカップ、
壊れた水槽ポンプ、ぼろぼろの古本、古い雑誌・・・・
 
・・・・もったいないおばけも、こんなものはいらないよな。
とは思いつつも捨てられないので、家の門番に無理やり
あげてきました^^;
今にして思えば、電気コードは電気屋に売れたのかも・・・
とケチ臭いことを考えています。
 
さて、いきなり話は変わりますが、
昨日はカトマンズ市内のバス停3箇所で、
仕掛けられた爆弾が爆発し、死傷者が出ました。
 
テロにかこつけたただの犯罪、殺人です。
 
まだ犯行声明が出ていないため、誰の仕業か判っていません。
マオ派かもしれないし、タライの民族グループかもしれないし、
もしくは、彼らがやったように見せかけて、何か得をする政治関係者
かもしれません。
 
誰がやったにせよ、一般市民が利用するバス停に爆弾をしかけ、
何の罪もない人々や子供、老人を巻き添えにして、
殺傷しなきゃいけない主張なんて、
「俺の言うことを聞かないから、むしゃくしゃしてやった」酔っ払いの切り裂き魔、
「会社で上司に怒られたから妻を殴った」DV亭主、
と同等のレベルです。
 
ばなな猫思うに、問題は、社会でもなく、環境でもなく、「親」です。
子供は小さい頃に性格が形成されます。
 
人を傷つけてはいけない
人に迷惑をかけてはいけない
盗みをしてはいけない
他人には思いやりを
 
コレだけのことを教えるのに
学校教育が必要でしょうか?
コレだけのことを教える責任を放棄している親がいるのが、
今の社会の現状です。
 
子供の頃にしっかりと植え付いたものがあれば、
人間性に欠けた思想などに、容易に洗脳されないはずなのです。
「自分の子供のことが良く判らない」ではなく、
親がちゃんと水をやって、根をはってあげられなかった、と反省すべき。
 
がんばれ、親!
 
特に男の子に甘あまなネパールの親は、
150倍考え直した方がいいと思います。
子供は「こんな奴いらないBOX」には捨てられませんからねえ。

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