SSブログ

どぅー・ゆー・のう・ベッドバグ? [スワヤンブの日々]

みなさんっ!!ベッド・バグ(bed bug)、ご存知でしょうか?
そう、アジアン安ホテルなんかにいそうな、
なんともかゆそうな虫のことです。
ベッド・バグ、というぐらいですから、
人間の血を吸いにベッドまでやってくるのでしょう。
 
調べてみたら、ベッドバグは日本語俗名、南京虫と同じ仲間です。
南京虫・・・・
貧困なばなな猫の想像力から連想する言葉は・・・
戦後の混乱、シラミ・・・・・バックパッカー、ドミトリー、、、
くらいで、おおよそ私とは関係のない世界にいる生き物でした。
 
そう、「でした。」、過去形です。
 
いやああああああっ!いたんですよ、ワタクシの世界に!
 
引越しをすませてすぐ、娘の腕や足に、虫刺されを発見するようになり、
「引越しのどさくさにまぎれてダニやらが出てきているんだろうか」と
いろいろなもの(布団やらござやらヤク毛布やら、カーペットやら)を
毎日せっせと虫干ししておりました。
 
ところが2-3週間も経過したというのに虫刺されはいっこうに収まらず、
私の腕にも何箇所も・・・しかも非常に痒く、なかなか治らない
やっかいな奴です。
 
「・・・・ノミでもないし、ということはやはりダニなのか?
なんだろうか・・・?」
といぶかしんでおりましたところ、ある人に
「ベッドバッグじゃない?」と教えられ、
そうか、やはりベッドか、と
前の家主から買いとった、ココナッツのマットレスを毎日のように陽に当てて、
殺虫剤もまきました。
 
しかし、無くならない。・・・・これはおかしい。
そこでアウトドアな、とある人物に
「ベッドバグがいるらしいんだけど、マットレス干してもダメなんだよね」
と相談すると、その人物は、
「ベッドバグはマットレスには住まないの、ベッドに住むんだよ」
と衝撃的事実を告げてくれたのです。
 
そ、そうかっ!ベッド本体に住むのかっ!だからベッドバグなんだー。
そーだよ、そーだよね、あのココナッツ・マットレスは
マザー・テレサ様が発案したらしいし、
ということは、インドだし、病気の人々だし、ベッドバグなんてわくはずないよね!
 
さっそく私は、疑わしき籐製のベッドをその夜、外に出しました。
 
結果、、、虫刺されはおさまったのです。
と言いたいところですが、そうではなかった。
若干少なくなったような気はするものの、
のらりくらりと虫刺されは続いたのです。
 
・・・・・・・・なんだろー、家具に住んでるのかなー。
と目を皿のようにして家の隅々までチェック。
虫眼鏡まで出して調べましたが、なにも発見できずでした。
「やっぱ、肉眼では見えないのかー」
このまま戦わずして敗北なのかばなな猫、と思ったその時、
カメムシ(のような黒い虫)がベッドの上をのそのそとはっていきました。
 
・・・カメムシにまでバカにされる私は、人間失格である・・・
と落ち込んだ私は、カメムシを捕獲し、残酷にも
水攻めの刑に処したのです。
 
さてっ、翌日のこと。
カメムシを殺生した私を復讐すべく妻カメムシがやってきて・・・・
んっ?なにかおかしい。
なぜ?何故かようにカメムシもどきが出現するのか???
ま、まさか???
私はためらわずその妻カメムシをひっとらえ、
ぶちっ。
 
・・・・・ああああっ!鮮血がっ。
 
この鮮血はうちの娘の血ではないか!
ああっ!またかまれている。
おのれえええええええ!犯人はこいつだったのかあああ!
復讐じゃ!戦いののろしをあげええっ!
 
ふと壁を見上げると・・・・
いる、いる、いる。
壁の隙間になにやら黒い影が。。。。ぞぞぞぞぞ~。
 
ベッドルームの壁は、ネパールによくある、コンクリなのにレンガ風
(コンクリートが柔らかいうちにレンガ造りのように線をひいて
その上にペンキを塗るという訳の判らない、
昔流行ったらしい、一応、インテリア)
で、ペンキがはげて、ひびが出来ている、その隙間に
この虫たちはいたのでした。
 
懐中電灯で大捜索したところ、なんと10匹近い虫が発見されました。
小さいもので米粒ぐらい、大きいのは小豆大。
後で知ったのですが、こいつらは、体重の5倍もの血を吸うんだそうです。
 
・・・・まさに、
ぎょえええええええ、です。
 
まさかこんなに大きいとは、まったく思ってもいなかったので、
まさか壁に住んでいるとは思わなかったので、
 
ああ、灯台下暗し。
 
そして夜は更け、虫退治は綿棒片手の人間の勝利に終わったのでした。
めでたしめでたし。
 
人生いろいろじゃのう。 
みなさま、ベッドバグは壁にも住みます。お忘れなく。
 
詳しいことは↓この辺でどうぞ。
日本にも最近またいるらしいですよ。
 
写真付き^^;↓

nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 1

バアッチー

バナナキャト様。いいぇ`I left my heart in SFO'であります。もうAmericaには日本で生きてたころより長くなってしまいました・・がぁ・・まだしっかりと日本人やってます(遠目荷なる私)
ところで、この今日のBlog ありがとう!そうだったんだ!私がPokhara で噛まれたのはこいつのせいだったのね~とこじらみ(AKA-南京虫)私今まで、この二つってまったく別の虫だと思っていました。ソシテなぜだか同じところだけ齧るんですね。Nepali家族葉`Didiきっとアレルギーだよ”って言われましたが、じゃなんでいつもポッチリと二つずつ噛まれているわけと思っていました。もう~おばちゃんなので、今はそこが染みになっています。来年ど~しましょう!?
by バアッチー (2007-10-15 00:21) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。