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共通テーマ「インスタントラーメン」 [共通テーマ]

カトマンズで買えるインスタントラーメンの王者、
それは・・・
「チャウチャウ」でもなく、あの一世を風靡した韓国「辛らーめん」でもないのだよ。
ふっふっふっふ、君達、まだまだ甘いな。
中国6000年の歴史っ!じゃなくて大日本帝国ばんざいっ!
堂堂たる王者の座に輝くそれはっ

康師博(かんしぃふん と読む)っである!

チベット人がツァンパやトゥクパばかり食べてると思っているあなたはもう古い。
人民解放軍は、国や人権や宗教の自由を奪っていたばかりではなく、
チベットにインスタントラーメンを齎した。
そして今やっ、この康師博が主食の座を奪おうとしているのだ。(嘘だってば)
チベットに行かれた方は絶対に一度はお世話になっていると思う、かんしいふん。
極寒の陸路移動中、他になにも食べるものが売っていないドライブインで
このインスタントラーメンを見つけたときの喜びは、
日本人にしか味わえないであろう。

袋を開けて、中の麺、調味料の粉、乾燥野菜を借りた器に入れる、
これに沸騰していない湯(高度4000メートル以上だから)を「注いで」、
(あれば)皿でフタをして待つこと5分。
もちろん麺は柔らかくなんてならない。
でも食べる。おっいしいぃぃ~、と思わず笑顔に。

これよりもっとかった~い澱粉麺(かたいこんにゃくみたいな麺)に
生臭いヤク肉スープばかり食べていた胃には、
確実にやさしい、インスタントラーメンの甘美な世界なのだ。

ああ、懐かしいあの味なんだもん。
ほっとするあの味、なんだもん。

そう、かんしいふん は、まさにオフクロの味なのだ。
まさにサッポロ一番のあれ、なのである。
麺の具合から化学調味量の配合のセンスから、まさに
我ニッポンのあの洗練された感じなのだ。
歴史を紐解けば、とーぜん我だいニッポンテイコクがかつての
シンリャクのときあたりに遡ることができよう。
か、もしくはさんぎょうすぱいの業績か。
っていうか日清との共同事業ってはなしも聞いているが、
真相はいかに!調べてみたことがないので判らない。

とにかくまあ、このお手軽さがチベットの遊牧民達やトラックドラーバーにウケて、
今やどーんな田舎の売店にも並んでいるのであった。
もちろん随分前からカップヌードルバージョンもある。ちょっと高い。
たまに美しいチベットの風景の狭間のごみの山に
このカップやら袋やらが散乱しているのを見ると、
にっぽん人として心が痛むのであった。

最初の頃は塩系の馴染みな味「紅焼肉面」が主流だったが、
今や時代は「麻辛牛肉面」。ここにも激辛ブームである。
最近はこれしか手に入らなくなったのが残念でたまらない。
このスープは山椒がきき過ぎていて、激辛なので、
韓国「辛ラーメン」と同じく、スープの粉は半分使用でも辛い。

この「康師博」、以前はスーパーなどでたまに大量仕入れされていたが、
最近では韓国製、タイ製に圧されて姿を消している。

「日本の味ラーメンVIAチベット」を試したい方は、
ボダーのチベット人がやっている小さな商店に買いに走ろう!


共通テーマ「冬の朝@私の好きな場所」 [共通テーマ]

・・・・・ご想像通り、ばなな猫は朝が苦手である。
朝は1分でも1秒でも長くぬくぬくの布団の中に
立て篭もっていたい。

しかしそんな私をもってしても極寒の朝もやの中、
出かけていきたくなる場所がある。

それはずばりジョカン寺。
数珠を数えながらコルラする巡礼者たち、
五体投地するチュバ姿の女達、
マニ車を回す老人、
モクモクと煙をあげるサンの新鮮な香り
朝もやを斜めに走る黄金色の朝日・・・

哀愁の混ざった複雑な思いが
胸の中を交差するのであった・・・

え?それはチベットのラサでしょう。

冬の朝@ネパールの好きな場所・・・・

行った事がないので分からないばなな猫であった・・・^^;

しかしっ!
カトマンズのボダナートやスワヤンブーでも
同じような朝の光景が見られる(そうだ)。
ぜひ今度早起きしていってみよう!

そして、ラサは飛行機で1時間足らず。
オリンピックで完全に破壊されてしまう前に
ぜひ行ってみてください;;


共通テーマ「ネパールから見たニッポン」 [共通テーマ]

わたしはバリバリの都会っ子である。
しかも浜っ子なので、結構いろいろうるさい。
流行には当然敏感、しかし最先端を行っていてはいけない、
もっとその先、つまり流行る前に知っていて、
トーキョーあたりで流行っている時はもうブームが終わっている、
といったノリが粋なハマッコのあり方である。
パイオニアであり続けなければならないという宿命も持っているのだった。

なーんていうオバカな青春を送った私なので、
もうすっかり日本には飽きてしまった。

ロンドンは新鮮だった。
「すっごい田舎」でおもちゃみたいな街だった。
「個性」が大手を振って歩いていた。
そしてロンドンにも飽きたころ、ネパールに来た。
新鮮だった。「すっごい田舎」でうれしくなった。
これ以上田舎な都会はもう他にあり得ないだろう。

日本は遅れている。
まだ国民が「発展発展」に振り回されている。
流行に振り回されている。
便利神話に振り回されている。
とにかく「振り回されている」。
しかもすごいスピードで。
そのヒズミは恐ろしいほどに黒く渦巻いている。

日本に「まあまあ、のんびりやりましょう~」と
お茶をすすりながら仕事が出来る人が
いったいどれだけいるんだろうか。

ニッポン人のみなさん、
今は「のんびり」がおしゃれなのよ。
「流行に惑わされない」が流行なのよ。
粋なハマッコがそう言うんだから間違い無いのよ。


共通テーマ「一番びっくりしたネパール人」 [共通テーマ]

11月は忙しかったので、前回のテーマに乗り遅れた。
でも、まあ、いいや、ビスタ―レなのよ、この辺では。
2週間ぐらい納品が遅れたって、工期が遅れたって、〆切が遅れたって、
そお~んなの当たり前ですのよ、この辺では。ほほほ。
「なにをそんなにカリカリしてるんだ、全くもう」と
逆に言われかねませんのよ、ほんと、怒るだけ無駄です。

ネパールでおどろく事は、ほぼ毎日のようにある。
っつーか
単一民族国家で、出る釘は打たれる、
ような環境で育ってしまったナイーヴなニッポン人達、
海外に出ればそりゃあびっくりの連続ですね。
「ええっ、日本ではそんなこと考えられな~い」なんていうレベルでは、
もはや国際社会の一員にはなれないのだよ、君。(ってダレ?)

ネパール人のマイナス面でびっくりすることは数限りなくあるけど、
これはびっくりとはちょっと違うな。
どっちかというと「頭に来る~、むかつく~」又は「あきれる、笑っちゃう」
なので、そんなに驚きはしない。

そんな事、日本バブリー時代の広告代理店勤務の当時の私には、
毎時間レベルであった。
「こんなの今日中になんてできませんっ!
もう3日も徹夜してるのに!家にかえせーーー!!」(私>デザイナー)
「そこをなんとかっ!たのむっ!こ、これはボーナスだっ!」(営業のひと)
>そして収賄に負ける私--;
そんな生活に比べれば、今は平和そのもの。
スタッフが働かなかろうが、頼んだ事が予定通りできなかろうが、
「やっぱりね~」と「想定内の出来事」として受止める(しかない)。
ネパール人の「仕方ない」精神は世界一を誇るであろう。

そんなことよりも私が一番驚いたこととは、
実はこんなことであった。

何年も前の、とある本屋の主人との会話>

チベットから帰ってきたばかりの私に
サウジ(ネパール生まれのインド人)>どうだったチベット?
私>いや~、良かったよ。すっごくきれいだった。空が青くてねえー。
田舎のほうは、もうだ~れもいなくてねえ~。
サウジ>ふう~ん、よかったねー。他に好きな所はどこなの?
私>そーだねー、アイルランドの北のほうとか、スコットランドの北とかも
いーよねー、誰もいなくってさー。ほんっときれい。ビューティフル。

するとサウジはちょっと眉をひそめてこう言った。

サウジ>なんで誰もいないのがきれいなの?君は人間でしょ。
人間が一番美しいんだよ。ヒューマン イズ ビューティフル そうでしょ?

私>・・・@@ぅぅっ

あああ、深い。深いぞ、オヤジ!

久しぶりの驚き、目からウロコでした。
そして私の心には、青い空、誰もいない大地ではためくタルチョがフィ―ドアウトされつつ、
巡礼中のばあちゃんのきれいに透き通った目、
わたしを拝んでくれたアニラ(尼さん)たちの顔、
ひとり息子を殺されてもなお「人は恨まない」と笑う叔父さんの顔、
などなどが走馬灯のごときよみがえったのでした。

ビューティフル・ヒューマン・ライフ

スジャータに川辺で牛乳をもらった時の仏陀の心境に
少なりとも近いような気分でした。

こういったスルドク深い議論にはインドでも良く出会います。
日本人は「世間話でお茶をにごす」のが得意ですが、
インド人はぐいぐいと核心をついてきます。
本音を言わないと納得してくれないようなところがあります。
さすがインド9000年の歴史です。だっけ?

あれ?テーマはネパール人でしたね。
実は私、ネパール人良く知らないんですよねー。
っていうかネパール人っていろんな人種(33でしたっけ?)がいるんで、
それぞれの個性が違います。
だから一概には言えませんよね。
おしまい。


共通テーマ「デパート」 [共通テーマ]

 断っておくが、ネパールには「デパート」は、無い。
あるのはすなわち「スーパーマーケット」である。
「高級」といわれている「ブルーバード」タパタリ支店が、
う~ん、、、、デパートと言えないこともないかなー。

しかし最近のスパーマーケットの普及はすごいです。
うちの近所には、最近移転新装開店した「ナマステ」
どこよりも安い、をうたっている「セールウェイズ」
パタンではかつての栄光をほしいがままにしていた「ジェミニ」
が半径1キロ以内に軒を並べてしのぎをけずっている。

そしてうちのカフェ、だんらんさんのある、
最近の別名「カフェ・ストリート」(1年前からジモシーにそう呼ばれている)には、
外人向けの小さな商店、老舗の「ウッタム」
二番手の「アジマ」、そして安さを誇る「マナンドラ」が
半径200メートル内に点在しているのだった。

どーしちゃったの?ネパール人っ!
そんなにお金があるなら、もっと有効につかおうではないか。
(ネワール人にとっては、ビジネスが一番’有効’に違いないけど)

が、しかしっつ!
こお~んなに商店が軒を並べていても・・・

置いてあるものはいっしょ。

つまり、仕入れ先はいっしょなんですねえ。
なので、一番困るのは、
例えば今、いつもうちがチーズケーキを焼くのに使っている
クリームチーズが手に入らなくなりました。
あるときはどの店にもどっさりあるんですね。
しかし、無くなるとどの店からもぱったり姿を消します。
入荷は来年の1月予定・・・だそうです。^^;

こんなかんじで、どこかの国からどっさりとコンテナーで何かが届く>
すべての店がどっさり買い込む>無くなる。

こんな構図ですね。

しかし、贅沢はいっていられません!!!
以前はほんと~~~~~~~うに何も無かったんですからっ。
「選択肢」なんて言葉はカトマンズにはありませんでした。
わざわざパタンからカトマンズまで買い物に行っていたときのことを
思えば、徒歩1-2分ですべてがそろう環境・・・まさに天国です。

しかし、中国製の安物&巧妙なコピー物(特に電化)が増えましたねえ。
なんでもすぐに壊れてしまいます。
「安物買いの銭失い」という格言は、
この先長くかかってネパール人が学んでいくことでしょう。

っていうか中国製品に負けてる国全部ねっ!

誰か中国製品のないスーパーマーケット作って~。




共通テーマ「恋人とくるなら絶対ティハール!」 [共通テーマ]

ティハールのお祭りといえば、街中にともるロウソクの光り、
そしてそれに映し出される美しい花々・・・
もうサイコーにロマンティックです。うっとり。

お勧めは路地裏の民家が並ぶパタンの街です。
家の家の前に飾り付けられた、神様へのお備えに
美しく灯るろうそく、ロウソク、蝋燭。
優しい光の中を手と手を取って歩くふたり・・・

男性諸君!

パタンのティハールは究極のデートスポットですよ!

彼女はうっとり、まるで異次元にいるみたい、
浮世を忘れて至福の時を過ごせる事間違い無し!

古い町並みの蝋燭の河をふたりで散歩した後は、
パタン広場でひとやすみ。
蝋燭に照らされて高揚した彼女の頬に、
あなたは神々しささえ感じることでしょう。

そこで、ポケットから小さな箱を出しましょう。
そうです、エンゲージメント・リングです。
そして、

「この景色を君とまた一緒に見たい」

ああああ、もうっ、もちろん答えは、

「イエス」

ですよ!

絶対に間違いありません。
彼女の涙に濡れる瞳にロウソクの炎・・・・

ああ、こっちまでもらい泣きです。

お幸せに~。

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共通テーマ「ダサイン」 [共通テーマ]

10月1日、今年のダサインまであと10日。
気持ちの中ではもうすっかり終わっている。
2ヶ月ぐらい前から、うちのスタッフはにわかにソワソワしていた。
ダサイン休み10日間ももうとっくの昔に決めてある。
そして、今日は、1日。うちの給料日。
ついでだ、ダサインボーナスも払っちゃえ。
儲かってないけどさっ!
パンパンと手をたたいて「ふ~っ、おわったおわった」なのである。

ワタシは祭り好きである、
であるからして、祭り好きの心が解かる、
なので、「村に帰っちゃダメ~」
なんてとても言えない。
しかもうちのスタッフは3人とも兄弟なんだもん。

去年は「オープン早々休むのもな~」と思って開けてみた。
確かにダサイン難民(失礼、行き場を失ったお客様)の
避難所として機能して感謝された。
「やってますか~?あーよかった~(;;)」というお電話を
たくさんいただいた。
だが、しかしっ!
スタッフのいない1週間はきびしかった~(;;)
(じゅんこさんお手伝いありがとうございました)

なのでっ!
ごめんなさい。
今年は休みます。
10月10日(月曜日)から19日(水曜日)まで
休業させていただきます。ぺこり。

>>>その後、「休まないで~;;」とのお声が浮上しましたので、
ランチボックスのテイクアウト>12pm~2pmのみで
営業する事になりました!
うちのシェフが奉公先を休ませてもらえず、働きたいと申しております。
(というか他に行くところが無い;;)
難民のみなさん、今年もお待ちしております!♪

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共通テーマ「ネパールの役所」 [共通テーマ]

話すのがおっくうなほどにおっくうな場所です。
ネパールの役所・・・
もう、言葉も出ません。ぎゃふん。
考えただけでどんよりです。

●とにかく何をするにもえっらく時間がかかります。
(多分、一日ひとつ、が処理能力の限界なのか)
●「何曜日には出来る」とかいっても「絶対に」できていたためしはありません。
●ここにサインをしてもらう誰某が今いない、分からない、
とかいって人を平気で何時間も待たせます。
●必要な書類が毎回行くごとに増えていきます。
(最初からは全部教えない規則でもあるのでしょう、きっと)

対処方法としては、待ち時間はたっぷりあるので、

●役人の前で瞑想、ヨガなどを始める。
●お経を唱える
●上半身裸になって、ボディビルのトレーニング
●剣道の素振り2000本
●柔道の受身200本
●布教
●勧誘
●溶接

以上を毎回しつこくすることによって
なにかしらのメリットはあるかもしれません。

ちなみに有効な手である「キレる」ですが、
相手を侮辱するようなキレ方では逆効果です。
キレル時は、「こいつはなんか危ない」といった気合の入った
キレ方をしましょう。
ネパール人は「怒られる」のが嫌いですので、
けっして個人を怒ってはいけません。
「単にキレル」のが有効です。

例えば、
●「ああっ!オレの人生はさあっ!流れ星みたいなもんさ!」
と急に泣き出す。
●「私のカレったらぜったいに浮気してるのよ!」と怒り出す。
●奇声をあげる

最終手段としては、人情に訴える方法もあります。
●祖母が危篤で、この書類がないと日本に帰れない;;とうそをつく。
●仮病を使う。

役人によって方法を変えたり、
出方によっては押したり引いたり、
泣き落とし、オドシ、すかし、
いろいろとやってみましょう。

そもそも、この国で役所に行かなきゃならない用事のあるあなた。
もうアナタの人生は「ビスターレ人生」の始まりです。
おとなしく洗礼を受けましょう。
郷にいれば郷に従え、なのです。

自慢じゃないですが、
私は英語が話せますので、
「英語でまくしたてる」でいつも一本取らせていただいています。
ネパール人ってなんか英語に弱いんだよね~。クスクス。

という日本の役所も?
市役所にて>
「日本語わかんないの?」とアジア人に大柄な態度だった
外国人登録窓口の男が
次のアメリカ人に「きゃんゆーすぴーく もあ すろーりー?でへへ」
と笑っていたのを見たことがあります。


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